最近理解不能なクレームが増えてきました。
そんな中のびっくりなクレームを紹介します。
一流メーカー製 エンジン型式:1KREF CVT
<おたくのエンジン交換後3日目で走行不能で始動出来ない>とお電話を頂きました。
弊社精鋭メカニックに確認するもそんなはずは無い!の一言です。
何せ走行23,515kmのエンジンでっせ。
外観、圧縮テスト、ヘッド内部確認、OBDⅡ診断すべてクリアの極上エンジンのはず。
出荷前の写真を再確認するもおかしな部分はありません。
翌日にお客様からエンジンを降ろしてみたの連絡で写真を送ってもらうと、
なんとびっくり完全にフライホイールが割れて空転状態になってます。
正式名称は<ドライブプレート>。いくらセルをまわしてもエンジンがかかるハズがない。
CVTミッション側のコンバータもセンターが出ないため削れてしまっています。
さっそくそんな情報が無いかネット上で探してみると出るわ出るわ!
よく割れてしまうらしい!!!
ウ~ン困った。
プロの世界の常識は<機械はウソをつかない>です。クレーム原因も一目瞭然です。
同じエンジンの初期型に比較すると薄すぎです。軽量化?コストダウン?ヤリすぎ?
リサイクルパーツはメーカーが設計した以上の能力は絶対出せません。
これは弊社のクレームなのか? イヤ、製造メーカーの責任なのか?
弊社スタッフの対応はどうするのかな? 複雑な気持ちで横で聞いていていましたが…
《弊社が販売したものはしっかり保障させて頂きます。お客様にご迷惑をかけられませんから》
さすが!《コばんと~さん》!! プロフェッショナルですね。
でも赤字ですけど。
メーカーさん頼みまっせ。